2022.04.20
the playground which has equipment in the shape of a red cow called Akabeko
『ゴジてれChu!』の第1・第3水曜日に新潟と福島を結ぶコーナー「ばんえつ横断お国自慢」で、今回も「代打オレ!」でリポーターを担当しました。今回は「珍スポット自慢」をテーマに、福島からはとある公園をご紹介しました。その公園は、会津若松市にある「赤ベコ公園」です(因みに「べこ」とはこちらの方言で「牛」の事です)。
会津若松市にある「赤ベコ公園」。 |
一際存在感がある滑り台。 |
赤ベコ公園は平成10(1998)年に作られ、間もなく四半世紀になろうという公園です。現在会津若松市役所には、赤ベコ公園設置時から担当している方がいます。
「あの時から現在まで赤ベコ公園に携わっている人間は、市役所では私一人になりました。」
と語るのは、市の小澤さん。
「それだけに、この赤ベコ公園がもっともっと知られると好いなぁと思っています。」
「あの時から現在まで赤ベコ公園に携わっている人間は、市役所では私一人になりました。」
と語るのは、市の小澤さん。
「それだけに、この赤ベコ公園がもっともっと知られると好いなぁと思っています。」
今回話を伺った小澤さん。ポーズをとって頂いた。 |
公園の腰掛けに座って話を伺う。この腰掛けとは…。 |
赤ベコ公園を作るきっかけを伺うと、
「この公園は、ちょうど新潟から国道49号を走って来て会津若松市で最初に見える公園なんです。そこで会津らしさを出す公園にしたいなと思って作りました。」
「この公園は、ちょうど新潟から国道49号を走って来て会津若松市で最初に見える公園なんです。そこで会津らしさを出す公園にしたいなと思って作りました。」
腰掛けも赤べこだ。 |
跨って座ると、前方に滑り台と水飲み場が見える。 |
国道49号沿いの柵に赤べこをあしらったほか、何と言っても大きな赤べこの「滑り台」が存在感を見せます。
公園の柵にも赤べこをあしらう。 |
滑り台の”首”にすがってみた。 |
「赤べこの形、しっかり“らしさ”を残しつつ、丸みを帯びた体を作るのは結構大変でした。」
と語ります。時々塗り直しもしながら、遊びに来るお客さんに、漆で塗ったかのような艶のある赤べこを維持しています。
「やはりお子さんが笑顔になって遊んでいるのを見ると、嬉しくなりますね。」
と語ります。時々塗り直しもしながら、遊びに来るお客さんに、漆で塗ったかのような艶のある赤べこを維持しています。
「やはりお子さんが笑顔になって遊んでいるのを見ると、嬉しくなりますね。」
中に入ってみた。大人だと結構狭く感じる。 |
赤べこの後ろから滑り降りる。 |
ほかにも水飲み場も赤べこ。平たさに可愛らしい顔立ちの赤べこ、そこに蛇口が違和感なく(?)備えられています。
また腰掛けも赤べこ。因みに小澤さんと私もテレビ用のインタビューの為に座ってみましたが、跨って座るのは問題ないものの、向き合って座るにはお尻の幅がちょっと狭い。そりゃそうですね、子どもが遊ぶ想定ですから…。
また腰掛けも赤べこ。因みに小澤さんと私もテレビ用のインタビューの為に座ってみましたが、跨って座るのは問題ないものの、向き合って座るにはお尻の幅がちょっと狭い。そりゃそうですね、子どもが遊ぶ想定ですから…。
水飲み場は、顔が大きめ。 |
腰掛け単体でも撮ってみた。 |
この赤ベコ公園作りに携わった小澤さんは、もう一つ或る想いがありました。
「私、学生時代に新潟にいたんです。ですから新潟の方にも新型コロナが収束したら是非、この赤ベコ公園で楽しんでほしいんです。」
国道49号は会津(福島県)と新潟を結ぶ重要な道路ですものね。その国道49号沿いに小澤さんが携わった赤ベコ公園があり、新潟と会津を結ぶ切っ掛けの一つになれれば…と考えています。小澤さんの新潟の思い出を伺うと、食の話が出て来ました。
「私、学生時代に新潟にいたんです。ですから新潟の方にも新型コロナが収束したら是非、この赤ベコ公園で楽しんでほしいんです。」
国道49号は会津(福島県)と新潟を結ぶ重要な道路ですものね。その国道49号沿いに小澤さんが携わった赤ベコ公園があり、新潟と会津を結ぶ切っ掛けの一つになれれば…と考えています。小澤さんの新潟の思い出を伺うと、食の話が出て来ました。
赤べこ腰掛けに座ってインタビュー。 |
青空に真っ赤な赤べこが映える。 |
「新潟はお米が美味しいですよね…勿論会津も美味しいんですが。」
と会津の米をPRする事も忘れません。
「そして海の幸も豊富…という事はお寿司が美味しいんですよね。今でも時々食べに行きます。」
そんな新潟への思い入れもあるからこそ、赤ベコ公園への想いも人一倍強いのです。
新潟から会津へお越しの際は、お子さんも楽しめる赤ベコ公園に立ち寄ってみては如何でしょう? 駐車場は3台分あります。
と会津の米をPRする事も忘れません。
「そして海の幸も豊富…という事はお寿司が美味しいんですよね。今でも時々食べに行きます。」
そんな新潟への思い入れもあるからこそ、赤ベコ公園への想いも人一倍強いのです。
新潟から会津へお越しの際は、お子さんも楽しめる赤ベコ公園に立ち寄ってみては如何でしょう? 駐車場は3台分あります。
赤ベコ公園は、国道49号沿いにある。 |
記念写真を撮る為なら、大人でも楽しめる公園だ。 |
因みに赤べこの発祥の地と言われているのが、柳津町(やないづまち)です。同じ会津ですが、会津若松より西にあります。柳津町は福満虚空蔵菩薩圓蔵寺(ふくまんこくぞうぼさつ えんぞうじ)が有名で、その寺に建立されているのが「撫牛」です。
赤べこと圓蔵寺の関係は、こちらをクリック。
また柳津町のぶらカメは、こちらをクリック。
版画家・斎藤清の、柳津町にあるアトリエについては、こちらをクリック。
以来、赤べこはこの柳津町の地が発祥と言われているのです。
赤べこと圓蔵寺の関係は、こちらをクリック。
また柳津町のぶらカメは、こちらをクリック。
版画家・斎藤清の、柳津町にあるアトリエについては、こちらをクリック。
以来、赤べこはこの柳津町の地が発祥と言われているのです。
市役所の方が持っていた、公園に滑り台を設置する際の写真。 |
首を定位置につける前の状態。 |
折角なので、赤べこに関する食を、道の駅で頂きましょう。
その名も「赤べこカレー」(850円)。どうです、可愛らしいでしょ?
ライスが赤べこです。これは赤べこの木型にケチャップライスを入れて、形作ります(“赤”べこだけに、ケチャップライス…だそうです)。目をらっきょうで表現するあたり、芸が細かい。その赤べこライスの回りにカレーをなみなみと注いだ一品(サラダ付き)。頂いてみると、マイルドな味わいのカレーに、トマトケチャップのコクが加わって、美味です。あとから辛みがきいて、食べ終わる頃には額に汗がにじみます。
その名も「赤べこカレー」(850円)。どうです、可愛らしいでしょ?
ライスが赤べこです。これは赤べこの木型にケチャップライスを入れて、形作ります(“赤”べこだけに、ケチャップライス…だそうです)。目をらっきょうで表現するあたり、芸が細かい。その赤べこライスの回りにカレーをなみなみと注いだ一品(サラダ付き)。頂いてみると、マイルドな味わいのカレーに、トマトケチャップのコクが加わって、美味です。あとから辛みがきいて、食べ終わる頃には額に汗がにじみます。
道の駅「会津柳津」には… |
「赤べこカレー」850円。ミニサラダもついてくる。 |
するとスタッフの方が、
「宜しかったらこちらも召し上がってみてください。」
と、一品を出してくださいました。それは近々赤べこメニューとして販売を始めるセットメニューの中の一品だというのです。メニューは一般公募から選ばれた幾つかの料理とご飯などがセットになった、定食メニューにする予定だそう。特別にそのメニューの中の一品を、率直な感想を聞きたいというアンケート的意味合いも含め、ご厚意で出してくださいました。
「チーズ入りのソーセージをしゃぶしゃぶ用の肉で巻いて、それにトマトバジルソースをかけたものです。」
試食させて頂くと、肉の美味しさにチーズやトマトのコクが重なり、しかも見た目の印象よりあっさりした仕上がりで、美味しいのです。これって…牛は使っていないんですか?
「ソーセージもしゃぶしゃぶ用の肉も豚なんです。というのも、圓蔵寺は牛を大切にしていますので、牛を食べるのはちょっと…。」
なるほど、確かに圓蔵寺のおひざ元で道の駅としては牛肉を…という訳にはいかないかも知れませんね。
あっさりした仕上がりは女性客を意識しているとの事で、更にソースなどの改良を加えた上で、新たなメニューが増えそうです。
「宜しかったらこちらも召し上がってみてください。」
と、一品を出してくださいました。それは近々赤べこメニューとして販売を始めるセットメニューの中の一品だというのです。メニューは一般公募から選ばれた幾つかの料理とご飯などがセットになった、定食メニューにする予定だそう。特別にそのメニューの中の一品を、率直な感想を聞きたいというアンケート的意味合いも含め、ご厚意で出してくださいました。
「チーズ入りのソーセージをしゃぶしゃぶ用の肉で巻いて、それにトマトバジルソースをかけたものです。」
試食させて頂くと、肉の美味しさにチーズやトマトのコクが重なり、しかも見た目の印象よりあっさりした仕上がりで、美味しいのです。これって…牛は使っていないんですか?
「ソーセージもしゃぶしゃぶ用の肉も豚なんです。というのも、圓蔵寺は牛を大切にしていますので、牛を食べるのはちょっと…。」
なるほど、確かに圓蔵寺のおひざ元で道の駅としては牛肉を…という訳にはいかないかも知れませんね。
あっさりした仕上がりは女性客を意識しているとの事で、更にソースなどの改良を加えた上で、新たなメニューが増えそうです。
目はらっきょうで作る凝りよう。 |
間もなく登場!? 赤べこメニューの新たな仲間。 |
そんな柳津町も、ロケ時の町中の桜は盛りのよう。
「今年は桜が一気に咲いちゃったので、こんなに早いのは初めてです。」
と地元の人もびっくり。因みに道の駅の桜の根元にはまだ雪が…。ここは根元が冷たいからか、蕾が多く残っています。ロケは13日(水)だったので、町中の桜は今頃終わっているかも知れません。
「今年は桜が一気に咲いちゃったので、こんなに早いのは初めてです。」
と地元の人もびっくり。因みに道の駅の桜の根元にはまだ雪が…。ここは根元が冷たいからか、蕾が多く残っています。ロケは13日(水)だったので、町中の桜は今頃終わっているかも知れません。
道の駅から見た道路沿いの桜。この時点で見頃だった。 |
敷地内の桜は、雪が根元にあるせいか蕾だった。 |
赤べこは、元々疫病を代わりに引き受けたとも言われる牛。赤べこにもう一役買ってもらって、新型コロナウイルスの収束に繋がってほしいと願う次第です。
以前ご紹介した、赤べこの羊毛フェルトキットを売っている店については、こちらをクリック。
以前ご紹介した、赤べこの羊毛フェルトキットを売っている店については、こちらをクリック。
カレーは完食。美味しかった♪ |
赤べこのご利益に肖りたい…。 |
あすは、木曜恒例「ぶらカメ」のコーナーを担当します。今回は矢吹町を巡ってまいりました。どんな出会いがあったのか、お楽しみに~!
可愛いワンちゃん…後ろは懐かしの名車!? |
マニアック?!なお店を発見! |
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