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徳光 雅英
徳光 雅英Masahide Tokumitsu
Chiba Prefecture, attractive and my hometown 4
 ロケ2日目は、1日目の最後に回った千葉県の香取市佐原(かとりし・さわら)です。
 ここは歴史的な街並みが残り、且つ人が暮らしを営む地区、「伝統的建造物群保存地区」(文化財保護法で規定された保存地区)だという話は前述した通り。水運で栄えた町で、水郷地帯で米が獲れた為に、米や加工した酒、味噌、醤油などを江戸に運んでいました。当時は「船が河口から佐原まで両岸までびっしりで、往来は水上も地上も一日中止む事が無かった」と『利根川図志』(1855年)に残されているそうです。
香取市佐原は、水運で栄えた町。
香取市佐原は、水運で栄えた町。
嘗て小野川は舟で、川沿いは往来する人で賑わったと言う。
嘗て小野川は舟で、川沿いは往来する人で賑わったと言う。
 そんな水運で栄えた佐原を舟で巡る事が出来ます。冬は炬燵があって、女性の船頭さん曰く
「豆炭で暖めていますよ。」
 入ると程よい暖かさで、ぬくぬく。これなら冬でも楽しめます。
町歩きに疲れたら、舟巡りで違う角度から町並みを楽しめる。
町歩きに疲れたら、舟巡りで違う角度から町並みを楽しめる。
冬は炬燵でぬくぬくしながら、舟で”散策”。
冬は炬燵でぬくぬくしながら、舟で”散策”。
 さぁ約30分の舟巡りのスタートです。
「米や酒・醤油を舟で江戸まで運ぶのに、1週間から10日かかったと言います。江戸で荷を下ろすと帰りは江戸の日用品、小物を持ってきて販売していました。『江戸にある物は佐原で何でも買える』と言われた程ですよ。」
 銚子や野田の醤油が盛んに生産された理由の一つが、利根川~江戸川経由で大量輸送出来た事。この小野川がその役割を果たしていたんですね。
川沿いから「正上醤油店」が見える。
川沿いから「正上醤油店」が見える。
蔵は築200年とも。ここから江戸に醤油が運ばれた。
蔵は築200年とも。ここから江戸に醤油が運ばれた。
「船着き場は昔2軒に1つの割合であったと言われています。護岸を見ると、船着き場を無くした跡も見られますよ。」
船着き場はあちこちにあった。
船着き場はあちこちにあった。
中央に、船着き場”跡”が見られる。
中央に、船着き場”跡”が見られる。
 橋を潜りながら、舟は進みます。
「きょうは水位が低いので、橋との距離がありますね。多い時はもう4~50センチ水位が高くなります。
 この辺り、電線電柱が無く、地中化されています。関東で初めて『伝統的建造物群保存地区』になったんです。
水位によって、橋までの高さが変わる。
水位によって、橋までの高さが変わる。
電線は無い代わりに、足元を照らす街灯が左に見える。旧式ポストは現役。
電線は無い代わりに、足元を照らす街灯が左に見える。旧式ポストは現役。
 建築には一定の条件があって道路に面した部分は自由には建て替えられません。ただ後ろ側は今風のお家、という所もあるんですよ。」
 確かに言われないと見過ごしてしまいそうです。
「一部には江戸時代の護岸が残っています。」
 当時の石積みを、今でも見る事が出来ます。
右の家は、奥に行くと今時の建物だったりする。
右の家は、奥に行くと今時の建物だったりする。
江戸時代の護岸が残る箇所も。
江戸時代の護岸が残る箇所も。
「この両岸の町では、300年続く古いお祭り『佐原の大祭山車祭り』が行われます。その山車が、街灯の所に切り絵風にデザインされています。」
街灯に、山車を模った切り絵風のデザインが。
街灯に、山車を模った切り絵風のデザインが。
山車と、山車を引く人たちがデザインされている。
山車と、山車を引く人たちがデザインされている。
 新型コロナの影響で中止されていた祭りが、去年は3年ぶりに開催されたそうです。
「9m程ある大きい山車が、夏は10台、秋は14台出て、3日間ずつ町を練り歩くんです。ユネスコの無形文化財にもなっています。」
 岸の片側が夏、もう一方が秋の祭りを行うそうで、佐原囃子が久し振りに聞けた時は、「ああ祭りが戻って来た、佐原らしい風景が戻った」と感じたそうです。
切り絵風だからこそ、町並みに馴染む。
切り絵風だからこそ、町並みに馴染む。
去年の祭りの様子(許可を得て掲載しています)。
去年の祭りの様子(許可を得て掲載しています)。
「上に見えるのは開運橋です。橋の両脇には、口の開いた鯉と口の閉じた鯉が対になっています。渡る時に鯉の頭を触って渡ると良い事があると言われていますよ。」
開運橋をくぐる直前。橋の上にちょこんと出っ張って見えるのは…
開運橋をくぐる直前。橋の上にちょこんと出っ張って見えるのは…
鯉の像。こちらは口を開けている方。
鯉の像。こちらは口を開けている方。
 これは舟巡りならではの情報です。確かに後で歩いて行ってみると、城のしゃちほこよろしく、両側に阿吽の鯉が対になっています。乗らなかったら知らずに通り過ぎていた事でしょう。
こちらが口を閉じた鯉。
こちらが口を閉じた鯉。
撮影に夢中で、渡る時に鯉を撫でるのを忘れた私…。開運には程遠い。
撮影に夢中で、渡る時に鯉を撫でるのを忘れた私…。開運には程遠い。
「こちらがJR成田線になります。タイミングが合えば、列車が通る真下をくぐる事もありますよ。ここまでが保存地区となります。」
 その先暫く進んで、折り返すのが舟巡りのコースです。そんな戻る途中、踏切が鳴り始めます。
「(佐原)駅へ着く列車だとすぐ来るんですが、駅を出発する列車だと踏切まで1分40秒かかるんですよ。」
踏切脇には、JR成田線の線路が。
踏切脇には、JR成田線の線路が。
運が良ければ、電車が通るのを下から見られる事も。
運が良ければ、電車が通るのを下から見られる事も。
 さすが船頭さん、急いでくれましたが、駅出発列車だったものの少しだけ間に合いませんでした。それにしても橋を通るまでの時間を把握しているのが凄い。もう船頭をして長いのですか?
目の前で、電車が走っていく。
目の前で、電車が走っていく。
撮り鉄の皆さんの中には、舟からも撮りたいと思う方がいるのかも?
撮り鉄の皆さんの中には、舟からも撮りたいと思う方がいるのかも?
「去年なったばかりなんです。」
 ええっ⁉ 1年とは思えないガイドっぷりです。
「元々佐原出身で、デスクワークより外で働く仕事がしたいと思っていて、募集が出て飛び込んだんです。」
こちらの船頭さんは、まだ始めて1年だそう。
こちらの船頭さんは、まだ始めて1年だそう。
こちらの家の銀杏が、秋に黄色く染まる時も魅力だ。
こちらの家の銀杏が、秋に黄色く染まる時も魅力だ。
 この佐原地区、以前は香取神宮や夏・秋祭りなどピンポイントで訪れるお客はいたそうですが、観光化されておらず、町歩きをする観光客が増えたのは、保存地区に指定されて以降。
「人が来てくれるようになったのは嬉しいですね、賑やかになったというか。ここの良さは、実際に人が暮らしていて、昔の街並みが残っている事。生きている古い街並み、そこが魅力です。」
 そんな地元の良さをPR出来る事にやりがいを感じていると言います。
1901(明治34)年築の、木の下旅館。
1901(明治34)年築の、木の下旅館。
青緑色のタイルは大正期のものだそう。当時の鉄板地図と桶が残っている。
青緑色のタイルは大正期のものだそう。当時の鉄板地図と桶が残っている。
「船頭をする事で江戸時代からの護岸が残っているとか、水位が変わる事とか、地元にいても分からない事を学びました。来る方も調べて舟に乗るので、答えられないと申し訳ないですから…。」
 因みにご主人が舟に乗ったことは?
「まだ無いです。船頭をやる事も、船舶免許取って初めて主人に言いましたから。まさか船頭をやるとは思っていなかったと思います。」
昔は川で鰻が獲れ、鰻や川魚を出す店も多い。
昔は川で鰻が獲れ、鰻や川魚を出す店も多い。
古い部分は1900(明治33)年築の「旧油惣商店」。
古い部分は1900(明治33)年築の「旧油惣商店」。
 そんな街並みは店の経営者が変わる事で、残って来ました。
「以前のオーナーが店を閉めたところはありますが、別のオーナーが入って店を再開しています。ですから見た目だけだと、そんなに変わってはいないんです。建物はそのままで、中はフランス料理店とか。でも食材は地元のものを使っている店が多いんですよ。」
日本住宅の2階に、金文字で「洋麺店」とある。
日本住宅の2階に、金文字で「洋麺店」とある。
イタリアンレストランらしい。ガラスの文字が中のカーテンに浮かぶ(この日はお休み)。
イタリアンレストランらしい。ガラスの文字が中のカーテンに浮かぶ(この日はお休み)。
 洋食が増えれば若い人も訪れやすくなり、結果として香取市や佐原地区の美味しい食材に触れる事にもなるでしょう。良い形での、町の残し方の一例ではないでしょうか。
こちらも遠目には日本建築だが…
こちらも遠目には日本建築だが…
仏蘭西料理店だった。
仏蘭西料理店だった。
 30分があっという間の舟巡り、戻って来て最後にくぐる橋は、近くに伊能忠敬の旧宅がある事から「忠敬橋」と名付けられていますが、船頭さんは「ちゅうけいばし」と呼びます。え?「ただたかばし」ではないのですか?
「こちらでは伊能忠敬の事を『ちゅうけい先生』と親しみを込めて呼んでいるんです。だから『ちゅうけいばし』」
 これも地元の人に話を聞かないと、分からない話の一つかも知れません。
戻ってきて最後に潜るのが「忠敬橋」。
戻ってきて最後に潜るのが「忠敬橋」。
知らないと「ただたかばし」だと思ってしまう。
知らないと「ただたかばし」だと思ってしまう。
 この小野川の「小江戸さわら舟めぐり」が出ているのは、伊能忠敬の旧宅前です。予約は受け付けていないので、午前10時以降基本30分ごとに出発する舟の定員(13人)以内なら、すぐに乗れます。1人からでも出航します。
舟巡り乗り場は、ちょうど「伊能忠敬旧宅」の石柱が立っているところ。
舟巡り乗り場は、ちょうど「伊能忠敬旧宅」の石柱が立っているところ。
日本地図を書いた伊能忠敬の旧宅。
日本地図を書いた伊能忠敬の旧宅。
 ただ多い時だと「1時間半待ち」なんて事もあったそうです。
「ケージを持っている方は、ワンちゃんも乗る事が可能ですよ。」
との事でした。不定休なので、舟巡りをしたい方は事前に問い合わせた方が良いかも知れません。
待ち時間が長い時は、旧宅見学もありかも。
待ち時間が長い時は、旧宅見学もありかも。
希望者が多いと、順番待ちの場合も。
希望者が多いと、順番待ちの場合も。
 小野川の舟巡りが始まって約20年、いまは船頭さんは15人ほどで、内女性も5人いるそうです。
「川沿いにアヤメや黄色いナガバコウホネ(千葉県最重要保護生物)の咲く時期も良いですよ。」
 ほかにも結婚式を香取神宮で挙げて、記念に新郎新婦が舟に乗ったり、お雛様の時期には、応募した人がお内裏様や五人官女等に扮して舟を楽しむ様子も、タイミングが合えば見られるそう。
ロケの後には、観光客が舟巡りを楽しんでいた。
ロケの後には、観光客が舟巡りを楽しんでいた。
往時に思いをはせる。
往時に思いをはせる。
 また暖かくなれば炬燵は無くなり、船べりを背に舟巡りをする事になります。雨の日は屋根付きの舟が出て、橋の下ではその屋根が低くなって通過する風景も見られるとか。
これが雨の日バージョン(許可を得て写真を掲載しています)。
これが雨の日バージョン(許可を得て写真を掲載しています)。
舟巡り発着場所のすぐそばにある「樋橋」。いまは人も渡れる。
舟巡り発着場所のすぐそばにある「樋橋」。いまは人も渡れる。
 舟巡りの出発場所は、小野川沿いを歩いて伊能忠敬旧宅や、すぐそばの「樋橋(とよはし)」、通称「じゃーじゃー橋」を目指して下さい。
「元は人が渡る橋ではなく、農業用水を流す樋を渡していたんです。その農業用水を使わない時に、樋から川へじゃーじゃー流していた事が由来なんです。今はポンプでくみ上げて30分ごとに流して、それが舟の出発合図にもなっていたんですが、いまポンプが壊れているらしいんです…。」
 あら残念。皆さんが行かれる時は、樋橋から突然水が落ちる音とともに舟巡りに出発できるかも知れません。町歩きと舟巡り、どちらを先に楽しみますか。(つづく)
ポンプが直れば、じゃーじゃー水が流れる様子も…。
ポンプが直れば、じゃーじゃー水が流れる様子も…。
舟巡りは、緑の「舟めぐり」の提灯のある建物で受付を。
舟巡りは、緑の「舟めぐり」の提灯のある建物で受付を。
 佐原地区は小野川沿い以外にも見所があります。古い風情のある建物の中には、宿泊できる所もあります。

その5「フロントと宿泊場所は別? 歴史を感じる建物で非日常な時間を過ごす」はこちらをクリック。
蔵に暖簾?
蔵に暖簾?
これが蔵の中??
これが蔵の中??
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