2023.01.26
with a camera in Tamura City 3-4
「ぶらカメ」田村市篇3巡目その4です。
3巡目その1「開店?直後に突入 『ship』で今回の旅の“船出”にふさわしい出会い」は、こちらをクリック。
3巡目その2「出会いは突然に レトロな町の食堂は“お宝”満載」はこちらをクリック。
3巡目その3「作家は6人・売り上げの一部は地域貢献 小さなお人形様の奇跡の物語」はこちらをクリック。
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その2で開店前にお邪魔した、昭和のお宝満載のレトロ食堂『ヱビス食堂』は、開店時刻の11時を回り既に暖簾が下がり、常連のお客さんも来ていました。
朝、開店前にご主人に話を聞けた『ヱビス食堂』。 |
店内2階から入口を見る。 |
2階席にはストーブもついていて、暖かほっこり。折角なので店主お勧めの「中華そば(ラーメン)」と、外の看板にもあった「煮込みかつ丼」のセットで行っちゃいましょう!
開店後は、ストーブがついていた2階席。 |
看板メニューをセットでいっちゃいましょう! |
1階のメニューにも、煮込みかつ丼の美味しさアピールが! これは間違いないでしょう。
暫くしてとんとんとんと階段を上がってくる音がします。
「お待たせしました~。」
暫くしてとんとんとんと階段を上がってくる音がします。
「お待たせしました~。」
メニューにも、「かつのうまみが、卵とマッチ!!」とある。 |
奥様が持ってきて下さった。 |
やってまいりました、文字通り“看板”メニューの「中華そば(500円)」と「煮込みかつ丼(750円)」です!
では、伸びない内に中華そばから…。
では、伸びない内に中華そばから…。
中華そば。これで1コインだ。 |
煮込みかつ丼(スープ付き)、750円。 |
まずはスープ…。う~ん、円やかな醤油の味わいで、塩味が程よい♪
そして麺は…。おお、やや柔らかめですが適度な歯応え、そして全体に何と言っても懐かしい味! 町の食堂の、間違いない、そしてまた食べたくなる味わいです。
そして麺は…。おお、やや柔らかめですが適度な歯応え、そして全体に何と言っても懐かしい味! 町の食堂の、間違いない、そしてまた食べたくなる味わいです。
スープは、こんな感じ。 |
麺は中太くらい。個人的にはラーメン丼のデザインのかすれ具合も好き♡ |
そして煮込みかつ丼も…。肉が柔らかい! そして衣に卵と出汁のやや抑えめな甘じょっぱさがしっかり染みて、美味しい! 玉ねぎの甘さとしみしみのご飯も合わさり、箸が止まりません。
卵と出汁が合わさって、美味しそうな黄金色に…。 |
肉は柔らか、衣に出汁がしみしみ。 |
『ヱビス食堂』は、昼11時から2時前後、夕方5時から7時半の営業です。JR船引駅から商店街の並ぶ「栄町サンロード」(県道172号)を歩いて5分程です。
奥様も注文を受けたり運んだり、忙しそう。 |
食べればあなたも恵比須顔。 |
結構な量を頂いたので、腹ごなしがてら町をぶらぶらしていると、あるお店の戸に
「子牛ベスト」「子牛用防寒着」
なる貼り紙があるではないですか! 子牛がベストを着るものなのか?!
「子牛ベスト」「子牛用防寒着」
なる貼り紙があるではないですか! 子牛がベストを着るものなのか?!
子牛も防寒? |
子牛ベスト。見てみたい…。 |
ご主人に伺うと…ありました! 子牛用のベストです。
「これですけど…。」 |
子牛用のベスト。本当に売っていた! |
実はこちらの『丸六商店』は家畜の飼料店という事もあり、子牛用の防寒着も置いてある、という訳でした。
実は家畜の飼料の販売がメーン。 |
代々、地元の酪農などを支える店。 |
「田村市は子牛を育てる農家が多くて、その子牛を肥育農家に買ってもらうんですね。その子牛も、寒いと育ちが悪くなる場合もあります。それで着ないよりは着た方が良い、と思う方が買っていきます。」
これまでに50着は売れたのだとか。
「一度着て終わりじゃないので、何回か次の子牛にも着せる事が出来ますしね。」
これまでに50着は売れたのだとか。
「一度着て終わりじゃないので、何回か次の子牛にも着せる事が出来ますしね。」
体の弱い子牛は、着た方が良い場合もあるそう。 |
ベストは最高モデルで、超特価らしい。 |
放送では私が着てみましたが、Mサイズでちょうど私の体(173センチ)に合う感じ。中に触り心地がウレタンのようなものが入っているので、空気を遮断し(人間でも)暖かく感じました。このポケットは?
「カイロを入れる事が出来るんです。」
至れり尽くせり~!
「カイロを入れる事が出来るんです。」
至れり尽くせり~!
こちらでMサイズだそう。 |
カイロを入れられるポケット付き。至れり尽くせり。 |
すると店の奥から
「こんにちは。」
と女性が…。ご主人曰く、
「…娘です。たまたまきょう実家にいまして…。」
話を伺っている最中に泣き声が少し聞こえましたが…。
「私の娘です。」
2歳のお孫さんも登場です。
「こんにちは。」
と女性が…。ご主人曰く、
「…娘です。たまたまきょう実家にいまして…。」
話を伺っている最中に泣き声が少し聞こえましたが…。
「私の娘です。」
2歳のお孫さんも登場です。
奥から女性が…。 |
お子さんを連れて、実家に立ち寄っていた。 |
お孫さんは、アンパンマンが大好きだそうです。
店先の騒ぎ?を聞きつけて、奥様も出ていらっしゃいました。
店先の騒ぎ?を聞きつけて、奥様も出ていらっしゃいました。
アンパンマン好き。アンパン~チ! |
三世代揃って記念撮影 |
お母さんが手を振る仕草を子どもに見せると…真似して手を振ってくれました~♪ するとお母さんが
「実は親戚が、『ゴジてれChu!』のきぼうのコーナーの撮影があったんですよ。私も親戚として映ったんです。」
毎日赤ちゃんとそのご家族をご紹介するコーナーに、何と御親戚が出演予定とは!
「まだ放送になっていないんですよ~。」
結果、「ぶらカメ」の方が先に放送となりました。
「実は親戚が、『ゴジてれChu!』のきぼうのコーナーの撮影があったんですよ。私も親戚として映ったんです。」
毎日赤ちゃんとそのご家族をご紹介するコーナーに、何と御親戚が出演予定とは!
「まだ放送になっていないんですよ~。」
結果、「ぶらカメ」の方が先に放送となりました。
お母さんが手を振ると… |
真似してくれたのかな? |
実は更に店の奥では、弟くんが寝ていました。起こさないように記念写真です。
お姉ちゃんが手を振ると……あれ? 弟くんも寝ながら手を振ってる??
いつまでも皆様お元気で。
お姉ちゃんが手を振ると……あれ? 弟くんも寝ながら手を振ってる??
いつまでも皆様お元気で。
お姉ちゃんが手を振ると… |
あれ、弟くんの手が音叉のように…⁉ |
田村市の船引町を回ってみて、改めて歴史と魅力の宝庫だと感じました。特に江戸時代に始まったというお人形様と、既に作家が6人生まれているお人形様のミニチュア作り、そしてそこから更に各地区の活性化を考えている町の人…、これから交流人口の増加や町の伝統の知名度向上など、好循環が生まれていきそうです。
田村市の情報は、交流センターで。 |
お人形様の販売は、地域の為でもある。 |
またレトロブームがありますが、昭和レトロな食堂も魅力的。しかも展示場所ではなく、現役の食堂として昔ながらの味を提供しているなんて、素敵じゃないですか。『地域交流スペース』で深掘りしたら、更に色々な魅力を発掘できそうです。
田村市で出会った皆さん、有難う御座いました。
田村市で出会った皆さん、有難う御座いました。
昭和の食堂は、宝の宝庫。 |
昭和の味も雰囲気も楽しめる。 |
次回はこの週末に、喜多方市出身の俳優・児玉磨利さんが伊達市にお邪魔します。どうぞ宜しくお願い致します。
お人形様の伝統は、22世紀以降にも残したい財産だ。 |
将来は子牛のベストも色違いやデザインが増えるのだろうか。 |
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