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徳光 雅英
徳光 雅英Masahide Tokumitsu
“Hyakkan-shimizu”, spring water in Urabandai
 『ゴジてれChu!』の第1・第3水曜日は、福島と新潟とを結ぶ「ばんえつ横断お国自慢!」のコーナーがあります。そのロケにアナウンサーをとディレクターから依頼があり、おとといの月曜中継代打に続き、私がきょう放送用のロケに行ってまいりました。
 今回のテーマは「この夏出かけたいひんやりスポット」という事で、出掛けた先は磐梯山の北側エリア、裏磐梯のトレッキングです。その行く先には、美味しい“天然もの”が待っていました!
今回トレッキングを案内してくださった、金子さん・佐藤さんと。
今回トレッキングを案内してくださった、金子さん(右)・佐藤さんと。
トレッキングを企画したのは、エンリゾート・グランデコ・ホテル。
トレッキングを企画したのは、エンリゾート・グランデコ・ホテル。
 裏磐梯は北塩原村にあるEN RESORT Grandeco Hotel(エンリゾート・グランデコ・ホテル)では、美味しい湧水を楽しめるトレッキングの案内をしています。今回はそのトレッキングを体験です。
 ロケの日はトレッキングのスタート地点までスキー場を車で上っていきましたが、今年は7月15日からゴンドラリフトが運行され、山頂駅がトレッキングコースの入口になります。目指す先の「ひんやりスポット」は、どんな所でしょうか?
トレッキングのスタートは、ホテルのロビー左手のアクティビティセンター。
トレッキングのスタートは、ホテルのロビー左手のアクティビティセンター。
7月15日以降は、ゴンドラリフトで一気に山頂駅へ。
7月15日以降は、ゴンドラリフトで一気に山頂駅へ。
 最初はカラマツとブナが見られますが、コースは多くがブナ林の中。この日はトレッキングをするには生憎の梅雨空ですが、林の中はそれほど雨が気になりません。樹齢100年以上のブナも多く、枝を広げ、天然のアーチを作っています。まるで天然の傘です。
ブナ林を歩く。ブナの葉が落ちて、道がふかふかしている所も。
ブナ林を歩く。ブナの葉が落ちて、道がふかふかしている所も。
ブナにからまるツタアジサイ。そろそろ終わりか。
ブナにからまるツタアジサイ。花はそろそろ終わり。
「ブナは枝葉で雨を集め、幹を伝って根元に雨水を運びます。これを樹幹流(じゅかんりゅう)って言うんです。」
 この日は薄らと樹幹流らしきものが見られますが、雨量が多いと“流れ”となって幹を伝います。
「これだけ大きいブナですから、晴れた日は幹に耳をつけると根から水を吸い上げる音が聞こえますよ。」
 特に春の芽吹きの頃は、音が大きめだそうです。この日は雨の音で聞こえず、残念。
立派なブナの木。晴れた日には、水を吸い上げる音が聞こえるかも。
立派なブナの木。晴れた日には、水を吸い上げる音が聞こえるかも。
枝葉が集めた雨水が幹を伝うのを、樹幹流と呼ぶ。
枝葉が集めた雨水が幹を伝うのを、樹幹流と呼ぶ。
 地面を見ると、ブナの実がたくさん落ちています。3年に1度位の周期でよく実るそうです。熊の食料にもなり、また落ちた実から若い芽が出ますが
「日の光が必要なので、周りの木が枯れないと、ブナは大きくは育たないんです。」
 それでも
「あ、これは今年芽が出たブナですね。」
 コース沿いですし、人が踏むかも知れません。今後生き延びる事が出来るのでしょうか。
地面いっぱいに広がる、一冬を越したブナの実。
地面いっぱいに広がる、一冬を越したブナの実。
ブナの”子ども”が誕生していた。
ブナの”子ども”が、2枚の葉を広げ誕生していた。
 概ねなだらかなコースですが、時に沢を渡ったり、
沢を渡るスタッフ達。
沢を渡るスタッフ達。
雨や雪解け水で現れる流れ。
雨や雪解け水で現れる流れ。
突然視界が開けて湿原が広がったりします。
目の前に広がる湿原。
目の前に広がる湿原。
カラマツがのびる。
カラマツがのびる。
 この日はシャクナゲや
湿原の中には雨に洗われたシャクナゲが。
湿原の中には雨に洗われたシャクナゲが。
こちらはこれから咲き誇るのかな。
こちらはこれから咲き誇るのかな。
湿原ではお馴染みの食虫植物のモウセンゴケに
モウセンゴケが密集すると、周りの赤い粘毛が遠目だと毛氈のように見える。
モウセンゴケが密集すると、周りの赤い粘毛が遠目だと毛氈のように見える。
葉緑素を持たない花「ギンリョウソウ」。本来はもっと早い時期に見られる。
葉緑素を持たない花「ギンリョウソウ」。本来はもっと早い時期に見られる。
ウラジロヨウラクが盛りです。
 写真では分かりにくいのですが、葉の裏が表より淡い白っぽい色をしていて、ハッカのような感じです。
ウラジロヨウラク。ようらく(瓔珞)という仏具に形が似ているそう。
ウラジロヨウラク。ようらく(瓔珞)という仏具に形が似ているそう。
葉の裏が白っぽいので「ウラジロ」。
葉の裏が白っぽいので「ウラジロ」。
「ここは春、水芭蕉も綺麗ですよ。」
 すっかり育ち切った水芭蕉が葉だけを伸ばしています。
湿原にわさわさ葉を伸ばしているのは、水芭蕉。
湿原にわさわさ葉を伸ばしているのは、水芭蕉。
春は白い苞が湿原を彩る。
春は白い苞が湿原を彩る。
 そして出発から約1時間、
「到着しました、百貫(ひゃっかん)清水です。」
 コースの終着点には、湧き水が池のようになっています。
「よく見ると、底から水が湧いていて、砂が動いているでしょ?」
トレッキングの目的地、百貫清水。
トレッキングの目的地、百貫清水。
湧いている所は、砂が白っぽく見える。
湧いている所は、砂が白っぽく見える。
 底の白っぽい砂の部分は、全て水が湧いている所です。湧いた水で砂が常に動いているので、色が違います。
「ここは冬でも凍らずに、水が湧いています。」
こんこんと湧いている。涸れた事は無いと言う。
こんこんと湧いている。涸れた事は無いと言う。
清水の側には、説明板と柄杓が。
清水の側には、説明板と柄杓が。
 柄杓があるので、水の湧いている所からすくって飲む事が出来ます。すっきりと、雑味を全部落とした感じで、淡い甘露を飲んだような美味しさです。軟水だそうです。
すくった清水をコップへ注ぐシーンの撮影。
すくった清水をコップへ注ぐシーンの撮影。
注ぐ音も録音。
注ぐ音も録音。
 また冷たい湧き水ですが、測ってみたら水温は10度でした。
「この水は美味しくて、百貫(≒千石。1年間で1000人が食べるお米に相当する額)払っても持って帰りたい水というところから名が付いたそうです。下流では小野川湧水といって、飲用にも使っています。」
注いだそばから、コップの表面がくもってくる。
注いだそばから、コップの表面がくもってくる。
水温は10度(水道水は普通20度位)。
水温は10度(水道水は普通20度位)。
 しかもこの湧水、地下にしみてから湧き出すまでの年数が凄い。
「200年かかるとも言われています。」
 という事は、江戸時代に降った雨や雪が湧き出している事になります。そしてこのロケ中に降った雨は、200年後に美味しい湧き水となってここに出てくるのかも知れません。歴史や自然のダイナミズムを感じます。
湧きだすまで200年とも。それは澄んだ味になろうというもの。
湧きだすまで200年とも。それは澄んだ味になろうというもの。
自然の恵みという言葉を実感する。
自然の恵みという言葉を実感する。
 ここの水目当てに来る方の中には、この水を沸かしてコーヒー等を飲む人もいるそうですが、今回案内人の方が持って来たのが炭酸水メーカー。湧いている水自体が冷たいので、出来た炭酸水もまさに飲み頃。泡まで美味しく、清水の香りが口の中で炭酸とともに弾けます。ウイスキーを持って来れば良かった~~!!
案内人の方が、炭酸水メーカーを持って来ていた。
炭酸水メーカーで、湧水に二酸化炭素を注入する。
これでハイボールを作ったら、美味しいだろうなぁ…。
これでハイボールを作ったら、美味しいだろうなぁ…。
 ところで嘗てはこのブナを運ぶために、山頂駅から麓まで馬車道やトロッコ鉄道があったそうです。
「曲がるから建材などには使い勝手が良くないんです。そこで木偏に『無』と書くとも言われます。当時は炭にしたそうです。」
 この多くが国有林なので、使える木材をと考えたのか、戦前はカラマツの苗を植えていったそうです。
「とにかくまっすぐ伸びるので、電信柱や鉄道の枕木の需要が多かったんです。」
ブナは根もしっかり張り、保水力も高い。
ブナは根もしっかり張り、保水力も高い。
ただ雪の重みや光を求めるなどの理由で、幹が曲がる事が多い。
ただ雪の重みや光を求めるなどの理由で、幹が曲がる事が多い。
 しかし今は電信柱や枕木に木を使わなくなり、国有林のカラマツは育ったものから定期的に伐採されているそうです。
「もうカラマツの苗は植えられていないので、いまカラマツのある林も、いずれブナの林になるのではないでしょうか。100年後どうなっているか見てみたい気がしますね。」
秋の紅葉も美しいだろう。
秋の紅葉も美しいだろう。
ブナ以外の緑も、それぞれに美しい。
ブナ以外の緑も、それぞれに美しい。
 特に悪路という訳では無かったので、老朽化でしょう、靴の底がはがれるというアクシデントがありました。
「団体さんが来ると、1人くらい靴底がはがれる方はいらっしゃいますよ。」
 案内の方にテープで応急処置をしてもらいましたが、帰路では処置したにも関わらず再び踵でぱかぱか音を立てながら歩いていました。これ、確か25年位前に買った、登山ロケ用の靴だったんです。寿命ですね、今まで有難う。
ロケ途中に、靴底がはがれるハプニングが。
ロケ途中に、靴底がはがれるハプニングが。
今まで数々のロケに付き合ってくれた相棒。
今まで数々のロケに付き合ってくれた相棒。
 トレッキングで感じた心地よい疲れをとったり、或いは雨で冷えた体を温めたりするには、やはり温泉です。
 グランデコ・ホテルでは日帰り入浴も可能です。内風呂も広くて良いのですが、
グランデコ・ホテルでは、日帰り入浴も出来る。
グランデコ・ホテルでは、日帰り入浴も出来る。
露天も広い!
露天も広い!
アクティビティの後は露天も良いですよね。単純泉で無色透明、特に匂いなどは無く、肌に優しいお湯で疲れが癒されました。
 正午から午後4時までで、中学生以上が1100円、バスタオルは300円です。
後ろの緑もまた好い。
後ろの緑もまた好い。
トレッキングの帰りに、ちょうどオープンしている。
トレッキングの帰りに、ちょうどオープンしている。
 いやぁ、折角だから泊りがけで楽しみたいという方は、トレッキングの後や前に一泊というのも好いでしょう。
 グランデコ・ホテルは、ロケに行った7月1日にグランドオープンしたばかり。客室は103、今回新たに生まれた「和モダンツイン」は16600円~(2人1室利用、2食付き)。
和モダンツイン。靴やスリッパを脱いで寛げる。
和モダンツイン。靴やスリッパを脱いで寛げる。
外も自然が豊かで、ぶらんこも楽しめる。
外も自然が豊かで、ぶらんこも楽しめる。
 ロビーを抜けた先の屋外では、ぶらんこをしたり、焚火が楽しめたりもします。マシュマロも焼けます。炙られてとろんとした口どけのマシュマロは、コーヒーにつけて楽しむのも乙です。
焚火でマシュマロを焼いてみよう!
焚火でマシュマロを焼いてみよう!
コーヒーにつけて味わうと、苦みと甘みのバランスが絶妙。
コーヒーにつけて味わうと、苦みと甘みのバランスが絶妙。
 私も思わず童心にかえったりして…。またこの時期はニッコウキスゲがお出迎え。1日花ですので、毎日表情が違いますよ。
焚火は午後3時から6時、夕食ビュッフェ前まで。
焚火は午後3時から6時、夕食ビュッフェ前まで。
一角にはニッコウキスゲも。
一角にはニッコウキスゲも。
 そして泊まるからには料理も楽しみなところです。
 夕食・朝食ともビュッフェスタイルで、県産食材や郷土料理など夕食時は約50種類が並ぶと言います。料理長曰く、「お野菜は旅をしない」。地元でとれたものを地元で頂くのが新鮮で美味しいというコンセプトなので、その時期美味しい旬の地元食材を使った料理が食べ放題。
ビュッフェ会場。
ビュッフェ会場。
約50種の料理が待っている。
約50種の料理が待っている。
 但しメーン料理だけは、1人1皿。この日は県産和牛のローストビーフです。いやぁ、これが美味しい。肉の美味しさが一噛みごとに口の中に広がります。
例えばこんな感じで楽しんでみる。
例えばこんな感じで楽しんでみる。
メーンのローストビーフ。県産和牛を使用。
メーンのローストビーフ。県産和牛を使用。
 そして百貫清水を源とする小野川湧水で作った「みずたま」は、口に入れると淡雪が溶けるが如くの食感。ゼリーというにはあまりに柔らかく、繊細で、湧水の美味しさが引き立ちます。かけるものに黒蜜・きなこが用意されていて、私は黒蜜を少々…これがまた水の美味しさを引き立てます。
小野川湧水が飲めるホテルならでは。「みずたま」。
小野川湧水が飲めるホテルならでは。「みずたま」。
元は湧水だが、何と美しい…。食感は一度楽しんでほしい。
元は湧水だが、何と美しい…。食感は一度楽しんでほしい。
 百貫清水トレッキングに行ってみたい方は、エンリゾート・グランデコ・ホテルに問い合わせてみてください(事前予約だと確実)。9時にロビーにあるアクティビティセンターに集合・出発です。コースは標高1400mと高く、ブナの葉が木陰を作って、避暑にもぴったり。百貫清水では美味しい湧水も飲めますしね。往復2時間半ほどで、大人1人3300円です。空のペットボトルや水筒を持っていくと、後で美味しいみそ汁やコーヒーを自宅で楽しめますよ。
 ただ一部滑りやすい所もありますので、動きやすい服装と靴で。また雨合羽等を用意した方が安心です。
集合場所は、エンリゾート・グランデコ・ホテル内のアクティビティセンター。
集合場所は、エンリゾート・グランデコ・ホテル内のアクティビティセンター。
いい汗かいて、百貫清水で涼を楽しもう。
いい汗かいて、百貫清水で涼を楽しもう。
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