2024.04.18
with a camera in Hanawa Town 2-4
「ぶらカメ」塙町篇2巡目その4です。
その1「千葉から塙町に来た理由 & 鯉のぼりの下で見つけた恐竜大好き男の子」は、こちらをクリック。
その2「犬の散歩から帰ってきた女性と鯉のぼりの意外な接点⁉」は、こちらをクリック。
その3「寿司づくりの合間の美声は2代目 & 徳光つながりの焼きそば⁈」は、こちらをクリック。
その1「千葉から塙町に来た理由 & 鯉のぼりの下で見つけた恐竜大好き男の子」は、こちらをクリック。
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2021年夏の蓮園のハス。 |
こちらは瑞光蓮(ずいこうれん)。ここ福島県で生まれた種?(詳しくは1巡目その2を) |
この日の朝お会いした東邦大学の方が、いま水芭蕉やリュウキンカが見られると教えて頂きました。さすがに4月はまだ蓮には早いのですが、上渋井ハスの会会長曰く
「この奥に水芭蕉やリュウキンカが咲いていますよ。」
と案内してくださいました。
「この奥に水芭蕉やリュウキンカが咲いていますよ。」
と案内してくださいました。
4月の蓮園は、まだ蓮の緑は殆ど見られない。 |
上渋井ハスの会会長に、花の場所まで案内して頂いた。 |
途中散り始めた山桜があります。
「その奥側では山桜が綺麗に咲いていますよ。」
そして木々が幾つも立っている場所があります。
「あそこは50年位耕作放棄地になっていたんです。そうすると柳か、あのハンノキって木がよく生えるんです。」
自然界の変化の歴史も辿る事が出来ます。
「その奥側では山桜が綺麗に咲いていますよ。」
そして木々が幾つも立っている場所があります。
「あそこは50年位耕作放棄地になっていたんです。そうすると柳か、あのハンノキって木がよく生えるんです。」
自然界の変化の歴史も辿る事が出来ます。
山桜が辛うじて見られた。 |
奥の木々は、耕作放棄地の田に自然に生えたと言う。 |
家紋に使われる事で知られるミツガシワの咲いている所を抜けて、
新緑が眩しい田んぼには… |
ミツガシワの花が。 |
白い水芭蕉と黄色いリュウキンカの群生地が現れました。水芭蕉って高地で無くても生えるんですね?
「ここは標高200m位ですが、水芭蕉は平地でも生えるんです。ただ霜にやられて綺麗な状態では見られないんです。今年は霜の害もなくて、綺麗です。」
「ここは標高200m位ですが、水芭蕉は平地でも生えるんです。ただ霜にやられて綺麗な状態では見られないんです。今年は霜の害もなくて、綺麗です。」
水芭蕉とリュウキンカの群生地。 |
霜にやられなかった分、苞の白が美しい。 |
リュウキンカも湿原や高山でなくても見られるとは、知りませんでした。
黄色いのがリュウキンカ。 |
可憐な花は、緑の葉に映える。 |
こちらは、ヒメカイウ(の葉)です。水芭蕉に似た小さな花が咲くそうです。
「東邦大学とは、こちらの植物の株を分けて生育してもらい、逆にこちらに少ない植物を分けてもらったり、という関係なんです。」
そして多くの田んぼにはメダカをはじめとした魚がいっぱいいますが、元は1つの田んぼでしか育てていなかったと言います。メダカなどの魚が広がった理由は?
「つがいの鴨がいて、それがメダカなどの卵を体につけて別の田んぼに落とすので、いまはどの田んぼにも魚が増えました。」
「東邦大学とは、こちらの植物の株を分けて生育してもらい、逆にこちらに少ない植物を分けてもらったり、という関係なんです。」
そして多くの田んぼにはメダカをはじめとした魚がいっぱいいますが、元は1つの田んぼでしか育てていなかったと言います。メダカなどの魚が広がった理由は?
「つがいの鴨がいて、それがメダカなどの卵を体につけて別の田んぼに落とすので、いまはどの田んぼにも魚が増えました。」
ヒメカイウの群生地。水芭蕉を小さくしたような花が咲くと言う。 |
浮いている葉の間に、鴨が泳ぎ回った跡が残る。 |
そしてこちらのハス園の目玉である蓮の育成にも力を入れています。
「蓮は早いもので5月から10月位まで咲きます。折角来られる方に何かしら花を見てもらおうという事で、(期間の長い)蓮を育てています。」
そして整備をする事で、嘗て生えていた植物も見られるようになったと言います。
「ここも手入れをする事で、在来の植物の種から芽が出て、元々生えていた植物が復活するんです。条件が整うまで、植物は種のまま土の中で待っていますから。」
「蓮は早いもので5月から10月位まで咲きます。折角来られる方に何かしら花を見てもらおうという事で、(期間の長い)蓮を育てています。」
そして整備をする事で、嘗て生えていた植物も見られるようになったと言います。
「ここも手入れをする事で、在来の植物の種から芽が出て、元々生えていた植物が復活するんです。条件が整うまで、植物は種のまま土の中で待っていますから。」
蓮を育てる理由の一つが、長い期間花を楽しめるから。 |
手入れをすると、嘗て生えていた植物が目を出すのだと言う。 |
この日も千葉県からわざわざ今の時期の蓮園を見に来る方もいるなど、その時その時の植物が楽しめる場所です。会長はこう語ります。
「ここを尾瀬のようにしたいと思っているんですよ。」
「ここを尾瀬のようにしたいと思っているんですよ。」
奥にいるのは、千葉からこの時期の蓮園を見に来た方々。 |
尾瀬のような豊かな植物の園にしたいと話す。 |
尾瀬は正直、多くの人にとって「遥かな」尾瀬であり、また山を登っていかなければならない場所です。でもここなら高低差がほぼ無く、楽に様々な植物を楽しめます。既に百数十種の花が咲くそうですが、将来、どんな植物が上渋井の田や土手を彩るのでしょうか。長い目で毎年の変化を楽しむのも、乙かも知れません。
年間通して100種以上の花が咲く。 |
水芭蕉が咲く=春の訪れだ。 |
会長が最後に、ある植物を見せて下さいました。
これは東邦大学の先生が株分けして下さった「カザグルマ」という植物です。確かに風車のような形をした花が咲くんですね。また一種類、蓮園に植物が増えます。これから楽しみです。
これは東邦大学の先生が株分けして下さった「カザグルマ」という植物です。確かに風車のような形をした花が咲くんですね。また一種類、蓮園に植物が増えます。これから楽しみです。
カザグルマの苗。 |
風車を思い起こさせるような形の花をつけると言う。 |
次回は、喜多方市出身の俳優・児玉磨利さんが川俣町(かわまたまち)へお邪魔します。どうぞ宜しくお願い致します。
道の駅はなわで、声をかけて下さった塙町のご家族。 |
春になり、植物が一斉に活動を始めた感じだ。 |
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