2021.01.12
with a camera in Kawamata Town 2-3
(1月14・13日のブログの続きです。)
去年の夏、古関裕而をモデルにしたドラマが放映された事から、古関裕而が社会人として過ごした川俣町と出身の福島市で、スタンプラリーが行われました。その際のスタンプを押せる場所の一つが、昔の川俣の「商社」的存在、「高橋家住宅」でした。
去年の夏、古関裕而をモデルにしたドラマが放映された事から、古関裕而が社会人として過ごした川俣町と出身の福島市で、スタンプラリーが行われました。その際のスタンプを押せる場所の一つが、昔の川俣の「商社」的存在、「高橋家住宅」でした。
古関裕而が勤めた川俣銀行跡地。いまは東邦銀行川俣支店のある所。 |
その高橋家の人が明治時代にお伊勢参りに行った時の記録が書籍になっていて、自費出版の為スタンプラリーの際に高橋家住宅で買おうと思ったのですが、私の行った日に高橋家住宅は休館で手に入らず、念のため地元に1軒だけある書店をあたったところ、書店の方のお陰で手に入ったという経緯があったのです(詳しくは2020年7月6日のブログをご覧ください)。
こういう時は地元の書店頼みだ。ふじや書店、その節はお世話になりました。 |
「ごめん下さい。」
と書店に入ると、奥様が店番をしていました。取材の趣旨を話すと、
「徳光さん、前に一度来ませんでした?」
「覚えてます!?」
そう、本を探してもらった際に、見つかったら私の携帯に電話を頂くという事で、名字と電話番号をお伝えしたのですが、その時に「もしかして」と思っていたそうです。
話に花を咲かせていると、ご近所さんがお店へ。すると書店の奥様が、
「この方にバッグを作ってもらったんです。」
と書店に入ると、奥様が店番をしていました。取材の趣旨を話すと、
「徳光さん、前に一度来ませんでした?」
「覚えてます!?」
そう、本を探してもらった際に、見つかったら私の携帯に電話を頂くという事で、名字と電話番号をお伝えしたのですが、その時に「もしかして」と思っていたそうです。
話に花を咲かせていると、ご近所さんがお店へ。すると書店の奥様が、
「この方にバッグを作ってもらったんです。」
書店の奥様は、私の事を覚えていて下さった。 |
店員がする前掛けを手作りでバッグにしたのが、ご近所さん。
「定年退職してから時間が出来て、その時に、日本酒で『国権』ってあるでしょ(南会津の有名な日本酒)、その前掛けを(書店の)奥さんが持っていて、それでバッグを作ったのがきっかけなの。」
「定年退職してから時間が出来て、その時に、日本酒で『国権』ってあるでしょ(南会津の有名な日本酒)、その前掛けを(書店の)奥さんが持っていて、それでバッグを作ったのがきっかけなの。」
近所の方が作ったバッグ。種鶏場の前掛けで作ったので、裏は… |
書店の奥様、早速それを持って、飯盛山(戊辰戦争の悲劇、白虎隊士が眠る所。会津若松市にある)に出かけたんだとか。すると、
「『これ、どうしたの?どこで手に入れたの?置いていきなよ。』って地元の売店の人に欲しがられる位、注目されましたよ。」
との事。このバッグを作ったご近所さんは器用な方だそうで、
「私の着ているこれ(エプロンチックな服)も作ってくれたんです。」
「『これ、どうしたの?どこで手に入れたの?置いていきなよ。』って地元の売店の人に欲しがられる位、注目されましたよ。」
との事。このバッグを作ったご近所さんは器用な方だそうで、
「私の着ているこれ(エプロンチックな服)も作ってくれたんです。」
卵から生まれたひよこでした。バッグのデザインとしてもいかしている。 |
今回、話に出た国権の前掛けを活用したバッグを見せてもらいました。確かに会津で日本酒の好きな方なら、このバッグの国権のマークに気が付かない筈がありません。
右が国権の前掛けで作ったバッグ。粋ですね~。 |
ほかにも、「ハイボール」と入った前掛けを活用したバッグも。ポケットを付けたり、リボン風のワンポイントをあしらったり、センスも光ります。その才能をこれからも発揮していって下さいね。
ところで、町でこの人に会ったら面白いんじゃない、っていう方いますか?すると、お二人の意見は
ところで、町でこの人に会ったら面白いんじゃない、っていう方いますか?すると、お二人の意見は
こちらは今どきのバッグっぽい。ポケットやワンポイントもお洒落。 |
「活版所の奥さんが好いんじゃない?」
で一致。すると書店の奥様が
「徳光さんが探していた本を印刷したのが、この活版所なんですよ。この活版所から本を分けてもらって、徳光さんにお渡し出来たんですよ。」
おお、何たる偶然、何たるご縁!
「この道沿いにありますから。」
では、活版所に向かいます。
で一致。すると書店の奥様が
「徳光さんが探していた本を印刷したのが、この活版所なんですよ。この活版所から本を分けてもらって、徳光さんにお渡し出来たんですよ。」
おお、何たる偶然、何たるご縁!
「この道沿いにありますから。」
では、活版所に向かいます。
こちらは国権バッグの裏側。外にポケットを2つ作ってある。 |
その活版所の奥様に運よくお会いする事ができました。面白い方だと伺ったのでと、突然お邪魔した経緯を話すと、
こちらが、私の探していた本を印刷した会社。そこの奥様に会いに行く。 |
「まぁ確かに商工会関連の会等で『出し物』をやる時に、結構任される事が多いんですよ。」
という事で、その『出し物』を見せて欲しいとお願いしました。
暫くすると…
という事で、その『出し物』を見せて欲しいとお願いしました。
暫くすると…
会社が休みだったが、快く取材に応じて頂いた。 |
おお、何とウイッグをつけて登場!
出し物用に、わざわざ用意したウイッグ。 |
「こちらは、川俣特産のシルクです。」
と言いながら、
と言いながら、
赤いスカーフを広げる。種も仕掛けも無い。 |
手にシルクのスカーフを押し込んでいき…
「はいっ!」
「はいっ!」
手の中へ押し込むと… |
手からシルクが無くなったではありませんか!
あら不思議。スカーフは何処へ…。 |
「続いて、シルクが2枚になります。
今度は2枚バージョン。 |
これを投げると…。」
2枚のシルクが宙に舞い、空気をはらみながら落ちてきます。すると…
2枚のシルクが宙に舞い、空気をはらみながら落ちてきます。すると…
投げ上げた! |
「はいっ!!」
何と(写真では分かりづらいかも知れませんが)、2枚のシルクの角が結ばれ、繋がってしまいました。
突然のお願いに、この対応!素晴らしい。いよっ、根っからのエンターテイナー!!
そんな人を楽しませる事の好きな方の趣味は、
「絵手紙なんです。」
マジックの次は、絵手紙を見せて頂きました。
(1月11日のブログにつづく)
何と(写真では分かりづらいかも知れませんが)、2枚のシルクの角が結ばれ、繋がってしまいました。
突然のお願いに、この対応!素晴らしい。いよっ、根っからのエンターテイナー!!
そんな人を楽しませる事の好きな方の趣味は、
「絵手紙なんです。」
マジックの次は、絵手紙を見せて頂きました。
(1月11日のブログにつづく)
あら、いつの間に結び目が!? |
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