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#日本酒 (4件)

2023.08.10

採用試験で「福島の酒」が話題に!?元福島中央テレビの長江アナウンサーと日本酒がつなぐ縁

採用試験で「福島の酒」が話題に!?元福島中央テレビの長江アナウンサーと日本酒がつなぐ縁
「乾杯!」と
それぞれ手に持ったグラスを合わせる
その場に集まった人の中に
会社の上司や少し苦手な同僚がいても
その瞬間は少し心の距離が
縮まったようにも感じる

お酒には何か不思議な魅力があると感じます。今回の記事は「お酒がつなぐちょっとした縁」の話です。

2022年3月に福島中央テレビを退社し、現在、テレビ愛知でアナウンサーをしている長江麻美アナウンサー。2年前まで「ゴジてれChu!」のMCを務めていたので、いまでも福島県の多くの人に知られる存在です。故郷の愛知県に移り住みアナウンサーとして活躍する傍ら、実はいま日本酒に関する記事をウェブメディアで配信しているんです。つまりライターという仕事ですね。どうして日本酒のライターとなったのか、その経緯について先日、長江アナウンサーにインタビュー取材をしました。
 

採用面接で盛り上がった「福島の酒の話」

結婚を機に生まれ育った愛知県のテレビ局への転職を目指した長江アナウンサーはテレビ愛知の入社試験を受けました。しかし、テレビ局への就職は“狭き門”と言われています。採用人数が少ないだけでなく、アナウンス技術テストやカメラテスト、面接など幾重もの厳しい試験をクリアしなければなりません。それもそのはず、テレビ局にとってアナウンサーは“看板”であり、テレビ局のイメージを左右する“顔”でもあるからです。そうした採用試験を通過しテレビ愛知に入社できた理由について、長江アナウンサーは「日本酒のおかげ」と話します。

(写真提供:テレビ愛知/現在の長江アナ)

■長江麻美アナウンサー
「入社試験の日、とても緊張していたんですが、1人の面接官が業務の関係で出席が遅れたんです。その面接官を待っている時間に別の面接官から“長江さんは日本酒が好きなんですよね?”と聞かれました。一瞬“え?”っと思って戸惑っていたのですが、私が福島中央テレビ時代に日本酒の魅力を発信している動画を見てくれていたんです」

その動画は、新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が呼びかけられていた時期に配信した動画です。人と人の距離を保たなければならない寂しさを感じる中、長江アナウンサーは動画の中で「福島に来てよかったことは日本酒に出会えたこと」とほろ酔いになりながら語り始めます。そして、その大好きな福島の日本酒について「実家に帰って嬉しそうな父を見みると、どうしても一緒に呑みたくなるんです」と話していました。

アナウンサーの採用試験ではこの動画の話題が盛り上がったと言います。日本酒の話が出た瞬間、緊張の糸がほぐれ、面接官と打ち解けて話が弾み、結果的に“採用”を手にすることができました。長江アナウンサーは当時を振り返り「福島で日本酒に出会い日本酒好きになったことで入社できたと思っています。日本酒の話題があったからこそ、本来の自分を出せました」と話します。その日本酒の存在は、テレビ愛知に入社してからさらに仕事の幅を広げることになっていきます。
 

ウェブメディア「SAKETOMO」のライターに

福島中央テレビから転職しようとしていた長江アナウンサーの採用試験を見ていた人がいます。テレビ愛知コンテンツビジネスグループの大久保明子部長です。大久保さんは、日本酒を楽しむためのウェブメディア「SAKETOMO」を立ち上げ、地元愛知を中心に美味しい日本酒や日本酒の楽しみ方を紹介しています。特に日本酒に馴染みの薄い若者世代に向けては、初心者向けの日本酒や飲食店、イベント情報なども発信し、国内だけでなく海外からもアクセスがあるほどのコンテンツとなっています。
(写真右上:テレビ愛知コンテンツビジネス部の大久保明子部長)
(写真右上:テレビ愛知コンテンツビジネスグループの大久保明子部長)
■大久保明子 部長
(テレビ愛知コンテンツビジネスグループ)
「新しく入社するアナウンサーが採用面接で日本酒の話題で盛り上がっていたと知って、長江麻美という名前をネット検索したら日本酒を飲んでいる動画が出てきました。“日本酒のウェブ記事を書いてみる?”と声を掛けると、どんどん面白い記事が出てくるんです」

それもそのはず、長江アナウンサーは福島中央テレビ時代に毎日、アナウンサー日記を執筆し公式ウェブサイトで配信していました。「福島は大震災を経験し時間が経過しても心が沈む瞬間というが無くなりませんでした。そうした中で1日1回でも笑って欲しいという思いで日記を更新していたんです」と話す長江アナウンサー。そのライティングスキルが新しい職場でも“日本酒日記”という仕事に生かされることになったのです。
(写真:ウェブメディア「SAKETOMO」の記事見出し)
(写真:ウェブメディア「SAKETOMO」の記事見出し)

閲覧ランクが上位に!話題は「福島の日本酒」

アナウンサー兼ウェブライターとして日本酒の魅力を発信するようになった長江アナウンサー。2023年5月に2泊3日の日程で久しぶりに福島に帰ってきました。元同僚の福島中央テレビのアナウンサーたちとともに夜の居酒屋巡りに繰り出しましたが、お目当てはもちろん“福島の酒”です。全国新酒鑑評会での金賞受賞数が9回連続で日本一に輝く酒どころの福島。ここでしか味わえない魅力的な日本酒が沢山あり、長江アナウンサーはその一杯一杯の思い出をライターとして記事にしていきました。

また、日本酒だけではなく「ままどおるの天ぷら」など、ご当地の居酒屋メニューもウェブメディア「SAKETOMO」の中でシリーズ記事として紹介。利き酒師や専門のライターたちが執筆した数々の記事の中で、その一連の記事『日本酒日記福島旅編』は閲覧数で上位にランクインするほどの話題となりました。
「日本酒を通して愛知県と福島県がつながっているなと実感するんです。書いた記事を通して、愛知県の人が日本酒だけでなく福島の魅力を知ってくれることがとても嬉しいと感じます」と話す長江アナウンサー。改めて、日本酒の魅力を聞きました。

■長江麻美アナウンサー
「日本酒は人と人、地域と地域のつながりを生んでくれると感じます。実は私は福島県に就職する前は日本酒には全く興味がありませんでした。父など年配の人が飲むお酒というイメージでした。けれど、福島で日本酒の世界に誘ってもらって、魅力を知って、福島の日本酒がとても好きになりました。その後、故郷の愛知県に戻ってきたら、それまで知りませんでしたが愛知県も福島県に負けないくらいの酒どころだったんです。華やかで透き通っている福島県のお酒とは味わいが違い、愛知県のお酒は旨味がしっかりしていて濃い料理にも合うものが多いと感じます」

「そして、愛知県にきてもう一つの日本酒の魅力に気づきました。それは人と人、地域と地域のつながりだけではなく、日本酒は過去の歴史ともつながることができるということです。歴史ドラマを見ていると、武将たちがお酒を飲むシーンが出てきます。戦の前や戦の後など、武将たちが日本酒を飲む場面というのはとても大切な時間でした。私たちも大切な仕事の前には酒で景気づけ、その仕事が終わると酒で癒される瞬間があります。“過去の偉人たちと一緒じゃないか”と感じるんです」

「そんな、様々な“つながり”を生む日本酒の良さを教えてくれたのは福島でしたが、愛知県にきて“沼”っています。今後は福島と愛知との懸け橋になり、全国にも日本酒の魅力を伝えていきたいと思います」

そんな長江アナウンサーが書く記事は、ウェブメディア「SAKETOMO」で今後も配信されるということです。楽しみですね!
最後に、長江アナウンサーから福島中央テレビの視聴者のみなさまへのメッセージを動画でいただきました。こちらも是非ご覧ください。
 
日本酒をもっと好きになる 楽しむための
ウェブメディア『SAKETOMO』

https://saketomo.tv-aichi.co.jp/

 
(Chu!PRESS編集部 村上雅信)
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