これ知ってる?
SNSの便べんなところと
けんなところ
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テレビ局も楽しいコンテンツをSNSではっしん

SNSとはソーシャル・ネットワーキング・サービスのりゃくです。SNSがどんなものなのかをかんたんにいうと「インターネット上でいろいろな人とこうりゅうできるサービス」のこと。SNSといえば、つうやメッセージのやりとりができるLINEライン動画どうがはいしんして見ている人とコミュニケーションをとるYouTubeユーチューブが有名ですよね。そのほかにも、短い動画配信がにんTikTokティックトックや多くの人が使っているTwitterツイッター、きれいな写真をとう稿こうして交流するInstagramインスタグラムなどさまざまなサービスがあります。福島中央テレビでも、それらのSNSをかつようして番組やイベントをしょうかいしたり、スタッフやアナウンサーたちがテレビ番組のうらばなしをしたりなど、楽しいコンテンツを配信しています。

便べんで楽しいSNS!でもけんもいっぱいなのでちゅうを!

SNSは主にスマートフォンでようする人が多いのですが、みなさんもスマートフォンでYouTubeの動画をみたことがある人は多いと思います。小学生でも自分用のスマートフォンを持っている人の数は年々えていて、小学校高学年では3人に1人が自分用のスマートフォンを持っていることがけいたいでんがいしゃなどの調ちょうでわかっています。中学生だと8割以上の人が持っているそうです。
仕事をしているお母さんやお父さんとれんらくをとったり、アプリでゲームを楽しんだり、便利で楽しいですよね。そして、LINEで友だちとメッセージをやりとりしたり、YouTubeの動画をみたりなどSNSも便利で楽しいサービスが多くあります。その一方で、マナーやルールを守らないことでいじめが起きたり、ちがった使い方をすることでトラブルにき込まれたりしまうことがとても増えています。

小中学生がSNSを使う場合に気を付けなければいけない3大問題は次の通りです。

①言葉によるいじめ
②画像によるトラブル
③スマートフォンの長時間使用

「言葉によるいじめ」が一番多い問題です!

「言葉によるいじめ」は、LINEなどメッセージでコミュニケーションをとるSNSで多く発生します。友だちやクラスメイトの心をきずつけるような悪口のメッセージを送ると、SNS上に文字として残り続けるため、受け取った人はダメージを受け続けることになります。また、グループトークから外したり、別なグループをつくってかげぐちを書き込んだりして仲間はずれにしてしまうケースもあります。さらに、「どく」と言って、メッセージを読んでもへんをしない人にもんを言って、いじめのたいしょうとする問題も起きています。
SNSでのやり取りは先生や親がかんすることができない場合があり、子どもたちの間で問題が発生してもなやみをそうだんできずにかいけつできないこともあります。SNSは顔を見ないでやりとりするものなので、友だちやクラスメイトがショックを受けたり、悲しんでいたりする気持ちがわかりづらいことも問題です。自分がされていやなことはしないこと。じっさいに顔をみながら話せない内容のメッセージは、できるだけ送らないように気を付けましょう。

ネット上の画像や動画は消せない!「画像によるトラブル」に注意

悪ふざけの気持ちで友だちやクラスメイトのはずかしいところやいじめを受けているところを動画で撮影してSNSで配信して笑いものにするトラブルが増えています。そうした動画によるいじめも問題ですが、さらに問題なのは、インターネット上に配信した画像や動画は、一度広まってしまうと後から消すことがとても難しくなるということです。ネット上にえいえんに残り続けてしまうため、しょうらいしゅうしょくしたりけっこんしたりするときにその画像や動画が悪いえいきょうを与えてしまうのうせいがあります。
また、軽い気持ちで自分や友だちの画像をTwitterにとう稿こうしたり、動画をYouTubeで配信したりすると、誰かに住んでいる場所を見つけられてしまいいやがらせを受けるトラブルにき込まれることがあります。何気なくったつもりでも、気づかないうちに画像や動画に住所や電話番号、名前などのじんじょうほううつっている場合があり、その個人情報を使って他人が自分になりすますなどあくようされることもあります。
画像や動画をSNSで使うときは、もしかしたら誰かに悪用されるかもしれないということを考えましょう。そして、誰かをいじめたり傷つけたりする目的にはぜったいに使わないようにしましょう。

スマートフォンの長時間利用でテストのせいせきがさがる?

SNSを楽しむためにスマートフォンを長い時間使い続けることは、のうはったつをさまたげりょくちょうりょくに悪いえいきょうをおよぼすことが病院の調ちょうでわかっています。スマートフォンの使い過ぎで勉強にしゅうちゅうできなくなり、その結果、テストのせいせきがさがることにもつながりかねません。利用できる時間は、先生や親と相談して決めてください。
また、じっさいの会話ではなくSNSだけでのコミュニケーションにしばられ、「SNS つかれ」や「スマホちゅうどく」になる子どもが増えているという問題もあります。「スマホ中毒」になると、のうはったつをさまたげ、勉強への集中力が失われるだけではありません。すいみんそくとなり、身体の発達にも悪い影響をおよぼします。その結果、運動やスポーツを楽しめなくなることもあります。さらに、せっかく家族と食事をしたり友だちと遊んでいたりしても、スマートフォンにばかりちゅうになって会話をしなくなることも増えています。やさしさや思いやりをなくさないよう、しんらいかんけいをつくるためのコミュニケーションを大切にしましょう。
SNSは便利で楽しいものですが、ルールとマナーを守って使うようにしてください。